
インプラント治療が「難しい」理由
骨が少ない場合
GBR |
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インプラント埋入時に、歯茎を切開し、骨補填剤を入れて特殊な膜で覆います。すると、骨補填剤が骨に置き換わり、しっかりとインプラントを固定することができます。
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サイナスリフト |
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上顎洞と呼ばれる頭蓋骨内の空洞が大きく、上顎の骨が薄いためにインプラントを埋め込む十分な骨がない方が適応になります。上顎洞の粘膜を押し上げるように骨補填剤を注入し、骨に置き換わるのを待ってインプラントを埋入します。
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ソケットリフト |
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上顎洞と呼ばれる頭蓋骨内の空洞が大きく、上顎の骨が薄い場合に適応となります。上顎洞ぎりぎりまでインプラント用の穴を堀り、上顎洞の骨ごと持ち上げるようにインプラントを埋入していきます。
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全身状態が芳しくない場合
糖尿病 |
![]() 糖尿病が適切にコントロールされていない場合、処置をお断りする場合があります。糖尿病が悪化していると、骨がもろくなり、感染しやすくなります。インプラントの手術による感染のリスクが高いだけでなく、骨にインプラントがしっかりくっつかないことがあります。
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血液サラサラの薬 |
![]() 抗凝固薬や抗血小板薬をお飲みの方は、血が止まりにくくなるため、手術が出来ない場合があります。内科医と相談しながら、処置が可能かどうか判断します。
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高血圧 |
![]() 血圧の値によっては、麻酔ができないことがあります。薬で血圧がきちんとコントロールされていれば、問題なく処置できる場合が多いのですが、正常値を大きく外れている場合、先に内科での治療をしていただく必要があります。
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骨粗鬆症 |
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骨がもろくなる骨粗鬆症の場合、骨とインプラントがくっつかない可能性がありますので、処置をお断りすることがあります。特にビスホスホネート製剤と呼ばれるお薬を使われている方は、骨が壊死してしまう可能性があるため、インプラントだけでなく、ほとんどの外科処置ができない可能性があります。
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歯科治療恐怖症 DENTAL TREATMENT PHOBIA